地震のときの心構え

この度の熊本県を中心とした地震で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。

私は福岡在住で、１４日夜と１５日夜中は大きく揺れましたが、特に被害はなく、不安はありますが日常通り過ごしています。

しかし４歳の娘は生まれて初めて地震を体験して、保育園で避難訓練は毎月しているようで「地震」という言葉は知っていましたが、実際に揺れを感じて怖がっていました。

１１年前、福岡県西方沖地震が起きた時は私は学生で、市街地のガラスが割れたり、近所が液状化したりして被害は今回よりひどかったのですが、実家暮らしでもちろん独身だったので、少し不安はありましたが、気持ちとしては大したことないと思っていました。

今回子供を持って初めて災害に直面して、独身のときと母親としてでは気持ちが全く違いました。

もしもっと大きな揺れが起きたら、何としても子供を守らなければいけない。旦那の帰りが遅い平日だったら、私１人で娘２人を連れて避難する可能性もある。避難したとしても長女は怖がりでいまだに人見知り、場所見知りがあるし、次女も最近自我が強くなってきて、こだわりが強い。この２人を連れて見知らぬ人と避難場所で過ごすのは娘たちにとっても私にとってもすごくつらいことだろう。

そして、今回の地震や3.11の震災を経験した母親の大変さを想像すると、もうやりきれないつらさが胸にこみ上げてきます。

今私にできることは募金ぐらいしかありませんが、一日も早くいつも通りの毎日が戻ってくることを祈ります。

そして日本に住んでいる以上、地震はいつどこで起きてもおかしくないので、改め防災バッグの確認や非常時の家族の避難方法、連絡方法を見直していきたいと思います。

明日からまた仕事と保育園で不安もありますが、普通に生活できることのありがたさを噛みしめて頑張ろうと思います。